2005年06月20日

就職活動における戦略2

やっとこさ帰国し、落ち着きました。再開です。

就職活動における自己(状況)分析フェーズ(以下、自己分析)では、これまでの自分の振り返り、長所・短所、自分の希望、おかれている環境などを考慮し、次のフェーズである目標設定へとつながっていく。具体的には、やはり自分は何をしたいのか、を最重要項目としこれを中心に考えていく。ただし、注意しておいて欲しいことは自己(状況)分析フェーズ・目標設定フェーズ・戦略立案フェーズ・実行フェーズ・結果・評価フェーズといった一連の流れは、
期間の長いもの、短いものというようにいくつかのパターンがある。

例えば、就職活動というものに当てはめてみると下記のようになる。

大学3年生 10月-12月 自己(状況)分析フェーズ 業界・会社研究、自己分析など
大学3年生 1月    目標設定フェーズ     業界・会社の絞込み、志望企業決定
大学3年生 2月- 3月 戦略立案フェーズ     エントリー開始、会社説明会参加
大学4年生 4月- 5月 実行フェーズ       筆記・面接試験
大学4年生 6月    結果           内定
大学4年生 6月-   評価フェーズ       反省など 


ただ、各フェーズ中に行う個別の行為にもこのセルフマネジメントはあてはまる。
上記には書いてないが、大学3年生2-3月あたりにやるであろうOB/OG訪問を例にとって考えてみる。

自己(状況)分析フェーズ(ここでは自己分析というより状況分析と言ったほうが正しい)  OB/OG訪問をやる目的は自分が就職しようとする会社を決定するためにやるのだが、そのためにはいくつの業界、いくつの会社が今のところ自分の志望としてあるのか、などを整理・再認識する(自分の内面をふりかえり分析する)必要がある。 
目標設定フェーズ  何人のOB/OGを訪問するか目標を立てる。
戦略立案フェーズ  いつまでにアポイントをとり、いつ訪問するのかを決定する。
実行フェーズ  実際に訪問する。
結果  訪問してみてさまざまな意見が集まる。
評価フェーズ  上記の意見を分析し、自分の志望会社決定の参考とする。

上記のように、ある行動をする際にもこのセルフマネジメントは応用できる。だから、一度決めればそれで終わり、というものではなく何度も何度も修正していくものである。最初はなれないかもしれないが、これらを念頭において行動していくと漏れが少なくなるし、行き当たりばったりで結局何をしたかったのかわからない、という事態に陥ることもない。これは仕事をする上でも役に立つし、いままで自分がやってきたやり方を振り返ると似たようなことをしていたことに気づくはずだ。

次回は自己(状況)分析フェーズを考察してみたい。
【関連する記事】
posted by まっちゃん at 17:30| Comment(35) | TrackBack(0) | セルフマネジメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月16日

次回は帰国後

ブログのアップが滞っていますが、5/17-5/26まで海外出張のため次回「セルフマネジメントの詳細」は5/27以降となります。
乞御期待。
posted by まっちゃん at 18:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月12日

就職活動における戦略

ある物事を成し遂げようとした場合に戦略があるのとないのとでは、同じ結果が出るにしてもプロセスはかなり違ったものになる。「彼(かれ)を知り己(おのれ)を知れば、百戦して殆(あや)うからず」というやつだ。僕の経験から自分の思考と行動をまとめてみた。ただ、これは別に僕オリジナルのものではなく、似たようなものを目にした経験はあると思う。

まず、仕事にしても受験にしても必ずなんらかの結果が出る。例えば営業という仕事であれば「売上」という結果が出るし、試験であれば「点数」、受験ならば「合否」という結果が出る。そしてその結果が出るまでにはどういう行動をしたのか、というプロセスがある。プロセスを検証することでどうして結果がそうなったかということが理解でき、次に結果を出すための助けとなる。

こうしたプロセス→結果→検証というステップを僕なりに整理してみる。
自己(状況)分析フェーズ
目標設定フェーズ
戦略立案フェーズ
実行フェーズ
結果
評価フェーズ


受験を例にとって考えてみよう。今、高校3年生で大学を受験しようと考えてから受験が終わるまでにどうなるのか。まず自分の今までを振り返り、かつ自分の将来を想像し自分が何を勉強したいのか、家の経済事情、自分の成績、などを考える<自己(状況)分析フェーズ>。次にそれらを考えた結果、早稲田大学法学部を第一志望に決めた<目標設定フェーズ>。次にどういったスケジュール、何を重点的に勉強するか、予備校を利用するか、などを決めていく<戦略立案フェーズ>。実際に受験勉強をし、受験をする<実行フェーズ>。合格、不合格の結果が出る<結果>。合格の場合はあまり必要ないが、不合格の場合は何が原因なのか(そもそも志望校に無理があったのか、勉強をあまりしなかったなど)を検証する<評価フェーズ>。

これを就職活動にあてはめるとどうなるかを次回以降で考察し、それぞれのフェーズについても詳細に説明していきたい。
posted by まっちゃん at 23:57| Comment(1) | TrackBack(0) | セルフマネジメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月11日

インターネット活用法

僕たちが就職活動をしていた時期になかったものはインターネットだ。インターネットはいまさら言うまでもなく非常に便利なものだ。インターネットの長所は大した時間をかけずに企業や業界の情報を集めることができることであり、逆に短所は情報が多すぎてある程度の基準をもって利用しないとかえって混乱してしまうということだろう。

活用の仕方はいくつかある。
@ 企業のホームページで企業研究をし、エントリーなどができる
A 就職情報サイトを活用する
B 掲示板などで情報を収集する
C ニュースなどの検索ができる
D 大象塾を利用する

@ 今や新卒を採用している企業の全てがホームページを持っていると言っても過言ではないだろう。自分が志望している企業のホームページにアクセスすれば、その会社が何をやっているのかがわかるのはもちろんのこと、新卒者向けのページから会社説明会の申込やエントリー自体ができる場合がある。その企業についての情報はかなりの量が入手できるであろう。

A 就職情報サイトは学生に聞くと、リクルートがやっているリクナビ2006(今の大学3年生はリクナビ2007)を使っていることが多い。あとはエンジャパンなど。あまり多くのサイトを使うのも面倒になってきて、どこで何をしたのかがよくわからなくなってくるのだろうから、1つか2つ使うだけで十分だろう。ただ、リクルートやエンジャパンに金を払っている企業しか載っていないので、企業の漏れはある。使えるものだけを使うという発想でうまく利用しよう。

B Yahooなどの掲示板などにいろいろな情報が載っているが、すべて匿名で発信している情報なのでいい加減なものもある。なので、少し疑ってかかるくらいがいいと思う。そうした情報を鵜呑みにしないで、雰囲気だけ味わうくらいにしておこう。

C これは業界研究・企業研究をする場合にニュースを検索してみると良い。また、各企業ホームページのプレスリリースも並行して使うとよい。

D メールにていろいろな質問・リクエストにおこたえしますし、いずれ勉強会などもできたらいいなという感じですな。

まず、インターネットで調べてなんとなくの雰囲気をつかみ、書籍を見てみる、人に会って話をするというようにいろいろな情報源を組み合わせて利用してほしい。インターネットはとても便利だがそれが全てではない。前回も書いたが、人に会っていろいろな話を聞くということを大切にしてください。
posted by まっちゃん at 23:59| Comment(1) | TrackBack(0) | 就職活動概要 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月10日

OB/OG訪問のやり方

OB/OG訪問をするには、当たり前だがまずOB/OGを見つけることから始める必要がある。まずは大学の就職課に行くと名簿があるはずなので、それを参考にしよう。就職課の名簿で見つからない場合は、自分のつてをたどっていくしかない。クラブ、サークル、ゼミの先輩、親の知り合い、友達の知り合い、などなどである。あと、もう一つは会社の人事に直接電話をしてOB/OGを紹介してもらうことだ。この場合は、大学などはあまり関係なく紹介してくれるかもしれない。また、企業側がリクルーターを用意している場合があるので、その人を紹介してくれるときもある。ただ、今はリクルーターを用意している企業は少ない。リクルーターに会うときは評価が人事に行く場合があるので、それなりの覚悟を持って望む必要はある。

OB/OGを見つけたら、次にやることはアポイントを取ることである。基本的には電話をするのがいいだろう。事前にはがきなどで連絡しておき、その後電話するということをすすめている就職本などもあるが、僕がいきなり電話をもらっても別に不快な気にはならないので電話をすればいいと思う。その際に、以下のように話をすれば問題ないだろう。
1.きちんと自分のことを名乗る(氏名、大学名など)こと。
2.相手が忙しい可能性もあるので、話をしても大丈夫かを確認すること。もし、断られた場合はいつ電話をすればいいかを確認すること。
3.相手を知ったいきさつを簡単に説明する(就職課の名簿で連絡先を知った、○○さんに紹介してもらったなど)。
4.就職活動をしていることや会って話を聞かせてほしい旨を伝え、都合の良い日時を聞き待ち合わせ場所を決める。急に向こうの都合が悪くなるときがあるので、必ず自分の連絡先を伝えること。
5.簡単にお礼を言い、電話を切る。
見ず知らずの人に電話をしてアポイントをとるので、最初は緊張するだろうがそのうち慣れるものだ。できたら、電話は携帯からではなく、家の電話や公衆電話でするのが望ましい。電波状態が悪いと聞き取りにくかったり、途中で切れたりして相手が不快に思うことがあるので注意したい。

会うときだが、時間に遅れるなどもってのほかで待ち合わせの10分前には行っておこう。男性はスーツにネクタイ、女性はスーツで行くのがいい。事前に質問事項を自分なりにまとめておき、相手に渡す必要はないが履歴書を持参しよう。そうすれば、自己紹介の時間が省けるし、質問事項をまとめておけば無駄な話をする必要もなくなる。自分の考えていることや疑問をぶつけてみて、なるべく相手が話す時間を長くなるように聞き上手に徹して欲しい。といって簡単にできることではないが。。。ま、それほど堅苦しく考えずに、失礼の無い程度に自分の考えていることや質問をどんどんぶつけてみよう。
聞く内容は、
- なぜ、その業界や会社を選んだのか。
- 今やっている仕事。自分の希望でない職種でないときは、自分の希望職種を伝えわかる範囲で教えてもらう。
- 単純に仕事をしていて楽しいかどうか。どんなところが楽しいか。
- 不安に感じていることはあるかどうか。
- 福利厚生(住宅手当・独身寮など社宅の有無などだが、このあたりは会社説明会で説明があるかもしれない)
- 給料(給与水準や給与がどうやって上がっていくか、ボーナス・残業手当など)
- 仕事量(残業の量、休日出勤をしているかどうかなど)
- 社内の教育制度
- キャリアパス・人事制度(部署異動があるのかそれとも少ないのか、どのように管理職になっていくのかなど)
などだろうか。

一通り話をしたら、(最初にくれるかもしれないが)名刺をもらいまた相談をするかもしれないけどお願いします、とでも言って今後もつながるようにしておこう。
翌日にメールでかまわないので再度お礼を述べておいた方が良い。

人と会うということはなかなか大変だが、是非やってほしい。
posted by まっちゃん at 23:55| Comment(1) | TrackBack(0) | 就職活動概要 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月09日

会社説明会・OB/OG訪問

業界・会社を選ぶ際に生の声を聞いてみるには、会社説明会やOB/OG訪問がある。会社説明会に参加してもやはり説明する側は大人数を相手にするので、どうしても通りいっぺんの話になりがちだ。これに全く意味がないかというとそうではない。会社の全体的な説明を聞いておく必要があるし、またどんな学生が来ているかを観察することによって雰囲気がつかめる。あと、説明にきている会社の人間をよく観察しておいてほしい。不思議なもので気をつけて観察してみると、その会社の色というものがあることに気づくだろう。ただ、最近は説明会の運営を外部の会社に委託している場合があるので、その人材会社の人間と混同しないように(さすがに説明まで委託することはないだろう)。

会社説明会に参加すると一通りの情報(初任給・福利厚生など)が得られるだろう。ただ、なかなか自分の興味あることだけを根掘り葉掘り聞けるわけではないので、少しすっきりしないところはあるだろう。そんな場合にはなるべく直接その会社のOB/OGの人間と会って話を聞いてほしい。できたら、いろいろな勤続年数の人に会ってもらいたい。会社に入って3年以内だとどうしてもまだ仕事や会社のことが見えていないところがある。それでも入ってすぐの状況は聞けるので会っておいた方がいいと思う。5-10年くらい勤めている人間に会って話ができたら、非常に参考になるだろう。なぜなら10年近い勤続年数になると、さまざまな将来のことを考えているだろうし、現場で大きな仕事もそろそろ任されているころだからだ。つまり、会社のいいところも悪いところも良くわかっている。

就職課に行くと名簿があるのでそれを利用して、OB/OG訪問をしてみるとよい。細かいやり方(アポイントの取り方やお礼の仕方など)は参考までに次回に書いておきたいが、就職課に聞いても教えてくれるだろう。一つだけここに書いておくと、まず自分の聞きたいことをメモするなりしてまとめておくこと。こちらからアポイントを取って時間を割いてもらうわけなので、最初に時間をとってもらった主旨を説明し、それから質問したいことを聞いていく。これはなかなか慣れてないと難しいが、相手を気持ちよくさせて話をさせるということ。気持ちよく話をし始めるとつい余計なこと(つまり本音)まで話してしまうので、それが非常に参考になる。人と会うというのは最初は結構億劫なものだが、数をこなしてくると慣れてくるだろう。「会って話をする」というのは情報量が一番多いので、一番有効だ。お手軽に得られる情報は結局そんなに役に立たないものだ。刺激にもなるので、是非やって欲しい。

また、この大象塾でも勉強会のようなことをしたいと考えています。まずは、実際現場で仕事をしている人間をゲストスピーカーにして、どんな業界・会社でどういった仕事をしていて何にやりがいを感じ、何に不満を感じているかという「ぶっちゃけ話」をしてもらいたいと考えています。ま、まずは僕の友人に話をしてもらうことになるので、全ての業界・会社・職種に応えられるわけではないですが、よかったらメールでリクエストをください。業界・会社・職種やその他でも結構ですので、こんな業界の人の話を聞きたい・こんな会社の人の話が聞きたい・こんな仕事をしている人の話を聞きたい、などなど遠慮なくください。メールでなくてもコメント欄でも結構ですよ。メールアドレスはトップページにあります。その場合最後の「ジェイピー」を"jp"に変えてくださいね。
posted by まっちゃん at 23:51| Comment(1) | TrackBack(0) | 就職活動概要 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月02日

会社に入った後

前回のカテゴリとは少し違ってくるのだが、前回の話から思いついたことを一つ書いておきたい。人材の競争率が少ない会社に入って、いろいろチャレンジができたという話を書いた。その話の流れなのだが、めでたくある会社に入社した、さてそれからが本当のスタートだ。

就職活動をしているときからある程度どういう仕事をしたいか、というイメージをしておくことが大切だ。会社情報などからではなかなかイメージしづらいので、実際に会社説明会やOB/OG訪問をして生の声を聞くことによってイメージを作るようにしたい。逆に言うと、会社説明会やOB/OG訪問をしているのに、まったく仕事のイメージがもてないというのは面接官にやる気を疑われるので注意しよう。

入社してからの話なので、今はほとんどイメージすることはないかもしれないが、僕の経験から感じたことなので知っておいてほしい。知ってほしいこととは、「自分のやりたい仕事は自分で取りにいく」ということ。入社して研修期間が終わると、どこかに配属される。それが自分の本意であった場合は、そこで任される仕事をきちんとこなし結果を出そう。もし、配属先が本意でなかったとしても勉強だと思って自分がおもしろいと思える仕事を探し、その仕事をきちんとやり結果を出すこと。そうしたら、いずれの場合も自分が本来やりたい仕事・もしくはその時にやりたいと思う仕事をやらしてほしい、とさりげなくアピールしよう。この時に注意することは、「こいつ、今の仕事がイヤで言ってんだな」と思われないこと。あくまでも今の仕事はちゃんとできていて、違う仕事にチャレンジしたいということを伝えないといけない。

大体一つの仕事がきちんとできるようになるまでに、短くて3ヵ月、長くて1年くらいはかかる。普通は半年くらいだ。その間はきちんと結果を出していくこと。次に誰にアピールするか?これはなかなか入ってすぐには難しいのだが、会社にはその事業部なり部署なりを運営していくキーマンがいる。たとえば、なんたら本部長であったり、なんたら課長であったりする。日本の会社だとその人達は人事権を持ってはいないのだが、会社内での力はある。その彼らに認められることによって、その先自分のやりたい仕事がゲットできる可能性は格段に高まる。なぜなら、会社としても実力者の発言を無視することはなく、なんらかの参考にするからだ。

では、いつアピールするのか。真正面から企画書なりなんなりを作って提案するのも一つの手だ。そうでない場合は、僕が使った手は飲み会の場を利用した。飲み会と言っても大勢で行くものではなく、少数で行くようなものだ。上の人が声をかけてきたときチャンスと思っていってみよう。ノミニケーションなどと言ってちょっと揶揄されてはいるものの、まだまだこの威力は健在だ。上の人間(上記でいうキーマン)も部下が考えていることを聞きたがっているし、意外とそこでした話は覚えているものだ。もちろん1回だけで通用するとは思ってはいけない。何度も何度も刷り込むのだ。

自分のやりたい仕事を向こう(会社)が用意してくれるほど甘くない。今やってる仕事もきちんとこなしキーマンにアピール(飲みの席も利用して)し、 やりたい仕事は自分でとりに行くのだ。

学生のみんなにはちょっとピンとこなかったかなぁ。
posted by まっちゃん at 22:08| Comment(1) | TrackBack(0) | 就職するって? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月30日

業界・企業選択の指針

前回、業界選択を検討する際の指針として、「何か自分の中でテーマを決める」という話を書いた。それとは別に僕が業界を選択する際の指針としたことがもう一つあったので、そのことについて書いてみたい。ただ、注意点としてはこの指針には多少のリスクがあるということだ。なので、チャレンジしたい人向きではあるが、堅くいきたい人向けではないかもしれない。

その指針とは「その当時、注目されていない業界にしよう」ということだった。理由はいくつかあったが、一番大きな理由としては人材の競争率が激しくないこと、だ。どういうことかというと、その時に注目されていないということは人気の業界ではないということなので、優秀な人材が必ずしも集まっているとはいえないということだ。例えば、今トヨタという会社に入ったとしよう。この会社は現在、日本のみならずアメリカのビッグ3を脅かす存在になっている。ダイムラークライスラーはほぼ抜き去り、フォード・GMも抜き去ろうかという勢いだ。日本の税収が40兆そこそこにもかかわらず、トヨタの納税額は1兆円くらいある。日本の税金の40分の1はこの会社が払っているのだ。

少し話がそれた。今、トヨタという会社に入ろうとすると競争率が激しいことは容易に想像できるであろう。東大・京大を初めとする国立大や私大のトップクラスの連中の中でも、成績優秀な人間達が集まってくる。そうすると運良く入社できたとしても、自分のやりたい仕事ができるかというとその確率は非常に低い。僕が就職活動していた当時、NTTドコモなんてただのポケベルの会社だった(10年ほど前)。3-4年前には就職人気企業ランキング上位トップ10に入っていた(2004年にはトップ10から外れている)。就職人気企業も世間での注目度に左右されるところがあるので、惑わされてはいけない。つまり、僕が就職した当時にNTTドコモに行こうと考えた人間は、少し変わっているのかもしれない(ただ、当時はNTT分割前だったので、NTTが一括採用して配属時に振り分けてた可能性はある)。

つまり、これから「きそうな」業界に入れば自分達が仕事を覚えて第一線で仕事をするときには、かなりおもしろい仕事ができる可能性があるということだ。今人気の企業に入ったとしても、10年後、20年後、30年後には全く見向きもされない業界になっている可能性もある。

僕が就職を決めたのは、ある人材派遣会社だった。その当時人材派遣業界について調べようと思い紀伊国屋に行ったのだが、あったのはたった一冊の本だけだった。マーケットの規模も当時と現在では比べ物にならない。ただ、選んだ会社がもう一つだったのと、「教育と人材派遣を結びつける」という狙いはイマイチ当たらなかったので、職を変えてしまったが。良かった点は、やはり成熟した業界ではなかったので、いろいろチャレンジすることはできた。僕自身は面白かったが、目論見が完全にあたったとは言えないので、多少のリスクがあることも否めない。

結論としては、人気企業・業界に入ると優秀な人材に囲まれることになるので競争が激しく入社してからが厳しい、人気企業・業界でない会社に入ると自分が大活躍できる可能性もあるがそれが外れるリスクもあるということ。このどちらを選ぶかは本人の好みだろう。
posted by まっちゃん at 23:56| Comment(3) | TrackBack(0) | 就職活動概要 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月29日

就職活動を始めるとき

就職活動を始めるときに、何から手をつけたらいいのだろうか?就職活動と一言で言っても、やることはたくさんある。業界研究、企業研究、会社訪問、OB・OG訪問、自己分析、エントリーシート記入、面接対策などなどだ。まずはやはり自分がどういう仕事をしたいか、を考えることから始めることだろう。

そのためには、ある程度の自己分析も必要だろうし、業界や企業の研究も必要だろう。始める時期にもよるが、だいたい大学3年生の秋くらいからぼちぼち始めてみる。漠然とでもいいので、こういう業界がおもしろそうといった感じで、業界から調べていくのがいいだろう。

僕がやったのは、あるテーマを決めて業界を考えていった。その当時(今でもあまり変わっていないが)、僕が一番興味を持っていたのは「教育」だった。バイトでやってた塾の講師で教育の楽しさや難しさを垣間見て、その流れで教育に関連するような仕事に興味を持ったのだ。僕達が就職活動したときには、インターネットという便利なものがまだ普及していなかったので、主にリクルートなどから送られてくる会社情報が情報収集の主役だった。それを利用して銀行・商社・マスコミ・メーカーなど一通り検討してみたが、もうひとつピンと来なかった。

そこで自分が一番興味があることは何だろう?と考えてみたのだ。そこで行き着いたのが、上記の「教育」。それは人それぞれなので、何でもかまわないと思う。しかも、最初の段階で決め付けるのもよくない。なぜなら会社訪問などをしていくと興味も変わっていくからだ。とはいえ、なんらかの指針がないと最初の一歩が踏み出せないので、その指針としてテーマを決めてはどうだろうか。僕の場合は「教育」だったが、「安全」「人との出会い」「金儲け」「知的財産」「遊び」などなど、本当に何でもかまわない。そのテーマからどんどん発展させていけばいいのではないだろうか?

僕は、「教育」ということから、塾業界(教職をとってなかったので教員免許がなかったから)や人材派遣(教育によって付加価値をつけることができると考えたから)の業界を選択した。

もう一つ、業界を選ぶときに指針としたことがあった。それは次回に書きたい。
posted by まっちゃん at 23:56| Comment(8) | TrackBack(1) | 就職活動概要 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月28日

英語と就職その2

前回、英語にフォーカスして書いてみたが、就職活動というよりは就職してからという話かもしれないが、英語力=日本語力ということを考えてみたい。

英語力=日本語力と言われてもあまりピンとこないかもしれないが、「英語ができるようになる」ということは何もネイティブっぽい発音をしてスラングをたくさん知っているということではない。「英語力がある」「英語ができる」ということは「英語という言語を使って自分の考えていることを相手に伝えることができる」ということだ。英会話学校などはどちらかというとネイティブっぽくなりましょう、というアプローチである。だから母国で何をしていたかわからないような外国人を雇っていたりする。金髪・青い目だったら母国で大学を出ていなくたっていいかもしれない。もちろんちゃんとした英語学校もある。

話を元に戻そう。絶対に間違ってはいけないのは、言葉は思いを伝えるための道具にすぎない、ということ。社会人になってから感じることは、発音なんてカタカナ英語でもかまわないのだ。大事なのは、「思い」だ。つまり、仕事においては話す内容が大事なのだ。日本の文化を理解し、欧米との文化の違いをきちんと説明する。要するに日本語で日本文化を説明できない人間が、どうあがいても英語で説明できるはずがない。英語圏の国では、小学生でも英語を話しているのだ。欧米と日本の商習慣の違いなどは結構あって、請求書をどういうタイミングで出すかということから違っている。外資系に勤めているとそういうことを説明する必要も結構ある。その場合に、文法が間違っていようが、"a"が"the"になっていようが関係ない。とにかく、自分が何を考えているのかをきちんと伝えなければいけない。日本企業に勤めてても原則は同じだ。

日本人の英語コンプレックスはすごい。だから星の数ほど英会話学校がある。大学生のみなさんに言いたいのは、中途半端に英会話学校なんか行って自分に投資している気になっているくらいだったら、大学の勉強を死ぬほどやったほうがいい。それか自分の興味あることを極めた方がいい。英語ができないなんてどうでもいい。最悪通訳を雇えばいいのだ。それよりも自分が伝えることを何か持っているかどうか、これの方が大事だ。自分の伝えたいことを日本語で伝えられる練習をしてほしい。そうすれば必然的に英語力もアップします。もちろん最低限の文法(中学生程度)はきちんとマスターしてください。

アメリカに1年ほど滞在して確信したことは、国際化というのは自分の国・文化のことを誇りに思いしっかり勉強すること、ということだ。まず自分の国・文化を誇り、相手の国・文化を尊重すること、これが国際化である。
posted by まっちゃん at 23:35| Comment(2) | TrackBack(0) | 企業が求める人材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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