2005年04月27日

英語と就職その1

英語ができると就職に有利か?この問題を考えるときに、まず最初に「英語ができる」ということはどういうことかを考える必要がある。「英語ができる」にはいくつかパターンがある。

まずは、帰国子女。これも当然いろいろパターンがあるが、例えば高校生までアメリカで過ごし日本の大学を出ましたとかいう場合。当然、英語は会話・読み書き、全く問題ない。が、しかし、この場合は逆に日本語がちゃんとできない場合が多い。もちろんご両親が日本人であると日本語は理解できるし、話もできるのだ。が、英語と日本語の大きな違いをイマイチ乗り越えられていない場合があるのだ。それは敬語。アメリカに滞在していたときに、幼少のころからアメリカで過ごし、両親は日本人というアメリカのカレッジに通っている学生と話す機会があったのだが、敬語がほとんどできない。だから、ものすごく誤解される。なぜなら見た目は完全な日本人なのに、思いっきりタメ口だからとても生意気な奴、という印象を受けてしまうからだ。

英語ができるのだが、日本語・日本文化を理解していないという点で多少損はする。だが、日本の大学を卒業すれば、日本語・日本文化もキャッチアップできるだろうから、就職には結構有利だろう。しかも外資系企業で海外とのやり取りが多い場合には、かなり有利にはなる。

次に、大学まで日本にいて在学中に1-2年留学した場合。これも単に海外にいてブラブラしてました、くらいでは売りにならないだろうが、カレッジに通う、交換留学、などであれば結構有利になる。

次に、1ヶ月-半年程度の短期で留学してた場合。「英語」という意味ではこれはほとんど売りにはならない。もちろん、そこで得た経験をきちんと話しできればそれはそれで売りになる。

次に、留学などの経験はないものの、TOEIC・TOEFL・英検などのスコアや級をもっている場合。TOEIC800点以上とかだったら多少の売りにはなると思うが、それほど有利にはならないだろう。ないよりあったほうがマシという程度。

次に、英会話学校に通ってましたという場合。これは売りにはしないほうがいい。

僕は2社外資系(欧と米)の会社を経験しているが、さほど英語は重視されない。が、使う機会は本社の人間とのミーティングなどでたまにある(もちろん部署によって英語の重要度は違う)。全くできないというのは問題だが、なんとかなるものだ。しかも、その程度の英語は日本のそこそこの大学を卒業すれば、社会人になって勉強してもなんとかなる。ただ、外資系の会社だと出世していくごとに英語を使う機会が増えていくので注意。

僕なりに考えた最適な方法は、日本の大学に入って在学中に1-2年海外の大学に留学することだろう。もしくは、大学を卒業し海外の大学院を卒業することだ。中身がともなった英語力ということで評価される。英語力をアップするためには日本語力をアップさせることだ。

次回もこの話題で書いてみたい。英語力=日本語力というところをもう少し掘り下げてみる。
posted by まっちゃん at 23:55| Comment(0) | TrackBack(1) | 企業が求める人材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Tracked: 2005-04-28 21:18