2005年05月02日

会社に入った後

前回のカテゴリとは少し違ってくるのだが、前回の話から思いついたことを一つ書いておきたい。人材の競争率が少ない会社に入って、いろいろチャレンジができたという話を書いた。その話の流れなのだが、めでたくある会社に入社した、さてそれからが本当のスタートだ。

就職活動をしているときからある程度どういう仕事をしたいか、というイメージをしておくことが大切だ。会社情報などからではなかなかイメージしづらいので、実際に会社説明会やOB/OG訪問をして生の声を聞くことによってイメージを作るようにしたい。逆に言うと、会社説明会やOB/OG訪問をしているのに、まったく仕事のイメージがもてないというのは面接官にやる気を疑われるので注意しよう。

入社してからの話なので、今はほとんどイメージすることはないかもしれないが、僕の経験から感じたことなので知っておいてほしい。知ってほしいこととは、「自分のやりたい仕事は自分で取りにいく」ということ。入社して研修期間が終わると、どこかに配属される。それが自分の本意であった場合は、そこで任される仕事をきちんとこなし結果を出そう。もし、配属先が本意でなかったとしても勉強だと思って自分がおもしろいと思える仕事を探し、その仕事をきちんとやり結果を出すこと。そうしたら、いずれの場合も自分が本来やりたい仕事・もしくはその時にやりたいと思う仕事をやらしてほしい、とさりげなくアピールしよう。この時に注意することは、「こいつ、今の仕事がイヤで言ってんだな」と思われないこと。あくまでも今の仕事はちゃんとできていて、違う仕事にチャレンジしたいということを伝えないといけない。

大体一つの仕事がきちんとできるようになるまでに、短くて3ヵ月、長くて1年くらいはかかる。普通は半年くらいだ。その間はきちんと結果を出していくこと。次に誰にアピールするか?これはなかなか入ってすぐには難しいのだが、会社にはその事業部なり部署なりを運営していくキーマンがいる。たとえば、なんたら本部長であったり、なんたら課長であったりする。日本の会社だとその人達は人事権を持ってはいないのだが、会社内での力はある。その彼らに認められることによって、その先自分のやりたい仕事がゲットできる可能性は格段に高まる。なぜなら、会社としても実力者の発言を無視することはなく、なんらかの参考にするからだ。

では、いつアピールするのか。真正面から企画書なりなんなりを作って提案するのも一つの手だ。そうでない場合は、僕が使った手は飲み会の場を利用した。飲み会と言っても大勢で行くものではなく、少数で行くようなものだ。上の人が声をかけてきたときチャンスと思っていってみよう。ノミニケーションなどと言ってちょっと揶揄されてはいるものの、まだまだこの威力は健在だ。上の人間(上記でいうキーマン)も部下が考えていることを聞きたがっているし、意外とそこでした話は覚えているものだ。もちろん1回だけで通用するとは思ってはいけない。何度も何度も刷り込むのだ。

自分のやりたい仕事を向こう(会社)が用意してくれるほど甘くない。今やってる仕事もきちんとこなしキーマンにアピール(飲みの席も利用して)し、 やりたい仕事は自分でとりに行くのだ。

学生のみんなにはちょっとピンとこなかったかなぁ。
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2005年04月19日

採用増だけど。。。

前回、企業が採用人数を増やしているものの、バブル期のように猫も杓子も採用するということにはならない、と書いた。当然ながら、採用枠の絶対数は増えているので、個々最近の就職環境よりは楽にはなるだろう。ただ、企業の人材を採用する際の選定する基準はかなり厳しい。

バブル期にはひどい話をたくさん聞いた。とにかく行けば内定をもらえるという状況に近かったんじゃないか。また、特に女性の社会進出がもてはやされて、女性の総合職が流行った。そんな誰でも内定ももらえるような時代、学生でもやたらに金回りが良かった時代に真剣に考えて就職しただろうか?答えは否である。

彼らと一緒に仕事をしてまず驚くのは、全く何も考えていないことだ。そのくせ自信満々で仕事ができないとは思っていない。だが、意外と権威に弱いところがあり、新しいものを創り出すことはできない。つまり、上の世代に頭が上がらない。はっきり言ってこの世代は会社のお荷物になっていると思う。

そんな人材を分別もなく採用した反省から、今後採用を増やしても人材の質には企業はこだわるはずだ。だから採用が増えるからと言って安心してはいけない。では、企業がこだわる「人材の質」とはなんなのか、どんな人材が質が高いといえるのか。これは意外に難しいものではない。「きちんと相手の話を聞き、それを基に自分の頭で考え、自分の言いたいことを自分の言葉で相手に伝えられること」ができる人材を企業は求めている。次回は企業が求める人材について書いてみる。
posted by まっちゃん at 23:55| Comment(2) | TrackBack(1) | 就職するって? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月18日

人材不足

就職活動をする際に、ちょっと頭に置いてみてほしい話を書こうと思う。今、企業で何が起きているか。きちんとリサーチをしたわけではないので、あくまで僕の主観であるが実際は人材不足という事態が起きていると思う。意外に思うでしょうが、これが正直なところだろう。

人材の採用、適正規模での事業の運営というものに正解はない。それゆえに経営者は日々頭を悩ませ工夫をしている。バブル崩壊後、失われた十年などと言われながら企業はリストラを一所懸命行った。結果、大量の中高年の雇用者(人件費が高い)をレイオフし、コストダウンをはかり利益を生む体質になっていった。

日本の人口ピラミッドを考えてもらいたい。現在どの層が人口が多いかというと、団塊の世代といわれる50代後半の世代だ。その世代が年功序列により給料が高くなり、しかも人数が多いことから企業のコストを圧迫した。

企業はなんとか利益を生み出せる体質を作り、現在の利益はバブル期よりも多いのである。利益が落ちた、リストラした、利益が出るようになった、さて次にくるのは何かというと投資をしてさらなる拡大である。企業は人・モノ・金で動く。ここで企業はやっと「あれ、拡大するには人材が足りないんじゃないの?」と気づくのである。なぜか。ただでさえリストラで減らした人材なのに、最も人口が多い団塊の世代が2-3年すると引退し始めるからだ。

しかも表に出てきていないことだが(かなり僕の偏った私見だが)、現在の40歳前後くらいの人材が全く使えないのだ。彼らはびっくりするくらい仕事ができない。この人たちはどういう人たちかというと、バブル全盛時に大学生もしくは就職した世代だ。なんせ会社説明会に参加するだけで交通費1万円とかもらえた時代だ。僕の実感としては、この世代は本当にひどい。会社の経営陣もこの世代の取り扱いには実は困っているんじゃないか、と僕は思っている。

上記は少し余談だが、現在の採用増というトレンドはあと2-3年続く。だから今までよりは楽になるのだが、厳しい環境は依然続くと思う。次回に詳しく書きたいが、バブル世代という使えない人材を大量に採用した反省から、人材の質に対する企業の目が厳しくなっているからだ。
posted by まっちゃん at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 就職するって? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月17日

自分に向いてる仕事

どんな仕事が自分に向いてるかは、はっきり言ってやってみないとわからない。たとえ自分に向いていると感じ最初は面白かったりしても、途中で飽きたりする。そんなことを言っても始まらないので、もう少し具体的に考えてみよう。

こんな仕事をやりたいな、と感じ始めるきっかけは本当に千差万別だろう。本を読んで感動した、ニュースを見て憧れた、好きな俳優がドラマで演じてていいと思った、尊敬する人がやっている仕事、学校の先生に紹介してもらった、などなどである。最初は漠然とした憧れであろう。そのやりたい仕事には資格が必要かもしれない。弁護士、会計士などは最初にそれに就いてしまうとあまり疑問も感じず(感じてるかもしれないが)、一生それを続けていくことになる。また、研究職などちょっと特殊な場合もブレが少ない。それらの職業はかなりのモチベーションがないと、最初から就くことが難しい。最初から就くことが難しい仕事は後々もそんなに変えようとしないものである。

それとは違って、食品に関わる仕事がしたい、商社で環境に関わるビジネスをしたい、などや、もっと漠然とした営業をやりたい、マーケティングの仕事がしたい、広報をやりたい、などになってくると少々事情が違ってくる。というのも、外資系は別にしても日本の会社の場合は人事部が配属を決めるため、入社前の自分の希望が通るとは限らない。もちろん希望は聞いてくれるが、さまざまな大人の事情(単にある部長があなたのことを気に入ったとか、なんとなくあまったところに配属した、など)で配属は決まっていく。じゃあ、自分に向いてる仕事なんて考えても意味ないじゃん、などというなかれ。

業界、業種がある程度絞れたら、という前提だが、とりあえず大きな会社に入っておくことをお勧めする。もちろん簡単でないことは百も承知で言ってる。なぜかというと、希望に合わない仕事をさせられたりしても、くさらずきちんと仕事をして結果を出していれば希望する仕事をさせてもらえる。企業もそれほどバカではないので、優秀な人材のモチベーションを下げるような人事はしないものだ。ここでのポイント仕事ができきちんと結果を残せるということ。できない君、できないちゃんではダメです。大きな会社だと転職をせずに職を変えることができるので、リスクが少ない。

最後に。これは後で詳しく述べたいのだが、日本に来て間もない(15年以内くらい)外資系の会社は就職先としてはお勧めしません。日本社会における社会人としての身のこなしが身につきません。つまり、きちんとした教育を受けることができないということです。
posted by まっちゃん at 23:54| Comment(0) | TrackBack(1) | 就職するって? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

就職活動

「働くこと」の中で簡単にふれましたが、就職活動についてもう少し書いてみようと思います。就職活動ってなんか変なイベントですよね。みんなが同じようなスーツを着て、話したこともないような言葉を話す。いっせいに会社訪問を始め、いっせいに面接が始まり、いっせいに内定をもらう。やっと通年採用みたいなことをやる企業も出てきたものの、まだまだ春先に同じように採用活動をしている。

当然ながら、そんな企業の動きに合わせて学生のみんなも動き出す。なぜ働くのか、仕事とは何なのかをそんなに考えないままなんとなく流されて、気づけば内定をもらった企業に大した疑問ももたないまま入社していく。インターネットが発達したために、情報があふれすぎてて何を選んでいいのかわからない。ひとたび就職活動サイトみたいなものに登録した途端に、1日に十通以上もメールが届く。

よっぽどきちんと自己管理をしていないと、なんだかわからないうちに終わってしまう。就職活動って冷静に活動しないと後悔が残る。実際に企業に行ってみると、担当者は「入れてやるよ」みたいな態度に見えるかもしれないけど、実は企業も優秀な人材を他の競合企業に採られたくないから内心結構ドキドキしてる。ましてや、今は少子化で学生が少なくなってきてるから余計に一生懸命考えてる。

だから、学生の側もそこにうまくつけこむといい。微妙に各社の採用の方針は違うし、そんなのはいくつか同じ業界の会社説明会にいくつか参加して、OB/OGにでも会えばすぐにわかる。

とにかく、就職活動というイベントの独特の雰囲気に流されず、自分なりの戦略を持って冷静に動くことが大切だろう。
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2005年04月15日

働くこと

なぜみんな働くのでしょうか?

憲法的に言うと、「勤労」は国民の義務です。だから働くのか?そうではないでしょう。大げさな話になりますが、僕は働くということは自己表現だと思ってます。人は他人との関わり合いの中でしか自分を認識できません。他人と関わる中でもっとも大切なことは自分を他人に対して表現していく、ということです。

社会的関わりの中で自分を表現していく。寿司職人が自分が作るすしによって自分を表現するように。大工が自分が作る家によって自分を表現するように。営業が売上の数字で自分を表現するように。

そんな自分を表現する場所を探し出すのが、就職です。内定をもらうことがゴールでは決してありません。就職とはそれほど大切な意味を持っているものです。どの会社でどうすれば自分を活き活きと表現できるのか。そういう視点で考えると、就職活動は会社から内定をもらうだけでなく、会社にこちらから内定を出すという場でもあるのです。

自分を活き活きと表現すること、それが働くということです。
posted by まっちゃん at 16:18| Comment(1) | TrackBack(0) | 就職するって? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月14日

就職って何?

就職するって何かをじっくり考えてみたことはありますか?就職する会社、職種、業界などは考えたことはあるでしょう。が、就職することの意味、仕事をすることの意味自体を考えたことはあまりないのではないでしょうか?

僕は10年近く前に就職をしました。みんなが就職活動を始めるときに、就職することって何かを考えました。何度、何時間考えても答えは出ませんでした。それで結局行き着いた答えが就職活動をしないというものでした。実際は目指していた大学院進学をあきらめ、秋に就職活動をはじめある会社に就職しました。全く後悔などしませんでした。ただ、気をつけたのは「みんながやるからやる」というように安易に考えて動くのを止めようということでした。

就職するということは人生における一大イベントです。それまでの自分、これからの自分を考えるのにはとてもいい機会です。まずは、働くということ自体をじっくり考えてみてください。
posted by まっちゃん at 17:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 就職するって? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする