就職活動における自己(状況)分析フェーズ(以下、自己分析)では、これまでの自分の振り返り、長所・短所、自分の希望、おかれている環境などを考慮し、次のフェーズである目標設定へとつながっていく。具体的には、やはり自分は何をしたいのか、を最重要項目としこれを中心に考えていく。ただし、注意しておいて欲しいことは自己(状況)分析フェーズ・目標設定フェーズ・戦略立案フェーズ・実行フェーズ・結果・評価フェーズといった一連の流れは、
期間の長いもの、短いものというようにいくつかのパターンがある。
例えば、就職活動というものに当てはめてみると下記のようになる。
大学3年生 10月-12月 自己(状況)分析フェーズ 業界・会社研究、自己分析など
大学3年生 1月 目標設定フェーズ 業界・会社の絞込み、志望企業決定
大学3年生 2月- 3月 戦略立案フェーズ エントリー開始、会社説明会参加
大学4年生 4月- 5月 実行フェーズ 筆記・面接試験
大学4年生 6月 結果 内定
大学4年生 6月- 評価フェーズ 反省など
ただ、各フェーズ中に行う個別の行為にもこのセルフマネジメントはあてはまる。
上記には書いてないが、大学3年生2-3月あたりにやるであろうOB/OG訪問を例にとって考えてみる。
自己(状況)分析フェーズ(ここでは自己分析というより状況分析と言ったほうが正しい) OB/OG訪問をやる目的は自分が就職しようとする会社を決定するためにやるのだが、そのためにはいくつの業界、いくつの会社が今のところ自分の志望としてあるのか、などを整理・再認識する(自分の内面をふりかえり分析する)必要がある。
目標設定フェーズ 何人のOB/OGを訪問するか目標を立てる。
戦略立案フェーズ いつまでにアポイントをとり、いつ訪問するのかを決定する。
実行フェーズ 実際に訪問する。
結果 訪問してみてさまざまな意見が集まる。
評価フェーズ 上記の意見を分析し、自分の志望会社決定の参考とする。
上記のように、ある行動をする際にもこのセルフマネジメントは応用できる。だから、一度決めればそれで終わり、というものではなく何度も何度も修正していくものである。最初はなれないかもしれないが、これらを念頭において行動していくと漏れが少なくなるし、行き当たりばったりで結局何をしたかったのかわからない、という事態に陥ることもない。これは仕事をする上でも役に立つし、いままで自分がやってきたやり方を振り返ると似たようなことをしていたことに気づくはずだ。
次回は自己(状況)分析フェーズを考察してみたい。


